2019年2月1日金曜日

スリランカのサッカー

更新が1ヶ月も空いてしまいました。特に何かがあったわけではないですが特に何もなさすぎて書くこともなかったです。

そこで、今回は2ヶ月間ジャフナでサッカーを見てきて率直に思ったことを書いていこうと思います!!

まず、スリランカのナショナルチーム。
ナショナルチームは試合を観戦しに行っただけなのでなんとも言えませんがレベルはもちろん高くないです。日本でいう高校選手権出場校くらい、またはそれ以下なのかなぁと感じました。
まぁ自分が試合したわけではないし直接関わっていないのでなんとも偉そうなことは言えないんですけどね、、😂

それはさておき次に中高年代。
ゴールデンエイジやプレゴールデンエイジが主に練習しているアカデミーでのレベルはというと、、、本当にまちまちです。
上手な子もいればまだまだといった子たくさんいます。上手な子も脚先だけのプレーでまだ体の使い方を知らない子や周りがそこまでのレベルではないから突出しているように見えているのも事実です。
しかしながらレベルがまちまちな状態で指導する際、上の子に水準を合わせてしまうと下の子が付いてこれなくなってしまうためどうしても下の子に合わせた簡単なメニューを組まざるを得ません。サッカーの楽しさを教えたい反面もちろんしっかりとした技術指導もしたい、、
ここは自分の中でとても悩んでいるところでもあります😭
小学校低学年くらいの子達はレベルもそこまでばらつきがないため技術のメニューを考える際もそこまで悩まないんだけどな、、
この問題には時間をかけてぶつかりたいと思います!!

次に大学生。
私は週に1度大学生達と共にプレーをする機会が幸運にもあります。大学生なので身体つきも丈夫、クラブチームなので技術や戦術もバッチリ。そんな環境でサッカーをしていますが、大学サッカーを経験していない自分にとってはとても楽しい時間でリフレッシュの場にもなっています。

実際にナショナルチームに入るような子たちも在籍しておりレベルは高いです。そして地域性(タミル人、厳密にはムスリム人は体格がいい)もあるためふつうに当たり負けします。走力も余裕で負けます。ただやっぱし日本人が勝てるのは丁寧さだと感じました。いや、むしろスリランカ人が雑すぎるのかもしれない?笑

これはどのサッカーの現場に行っても薄々気づいていたのですがとにかくロングパス大好きショートパスで繋ごうとしない。そしてパスミスの嵐。それは練習にも現れていて本当にベーシックなショートパスをさせてもあらゆる方向にボールが飛んでいきます。もっとパス技術を上げるだけでだいぶ変わると思うんだけどなと日々思いアカデミーではパスの練習を多く組み込んだりします。


このようにスリランカのサッカー事情はまだまだ未開発部分がたくさんです。これにはアカデミーやトレセン制度のシステムがまだ確立していなかったり指導者不足であったりもちろん文化的にスポーツが収入源として見られておらず意味のないものだとされているといった根本的な部分にもあると思います。
これら全てにぶつかってしまうと私自身潰されてしまうのでできることからコツコツと。2年後を見据えた活動をしたいと思います👌

ではまた。