2017年11月21日火曜日

MILOカップとジャフナのサッカーが強い理由


先月から今月にかけてMILOカップという大会が行われました。
日本ではMILO(ミロ) でおなじみのココアジュースの会社です。スリランカではミロではなくマイロと呼んでいます。

この大会はU-14(14歳以下)が38チームとU-16(16歳以下)が44チーム参加しているジャフナ地区のトーナメントの大会です。

U-14の優勝は、私の同僚バーティの学校St.Patrick's(セントパトリックス)でした。
U-16の優勝は、アカデミー担当コーチ、ダニーの学校St.Henry's(セントヘンリックス)でした。準優勝はバーティの学校でした。


スリランカではクリケットが一番人気のスポーツですが、ジャフナではサッカーがとても盛んです。最近この理由を色んな人に聞いて見ました。

なぜクリケットではなくサッカーかというと、サッカーはボール1つでどこでも手軽にできること、また誰にでもチャンスがあることが理由だと言っていました。
ジャフナでサッカーが強いチームはキリスト教の学校が多いです。キリスト教の学校はスポーツに力を入れていて、とても長い歴史がある学校が多いです。その影響(えいきょう)もあってジャフナでは昔からサッカーが強かったらしいです。
MILOカップのU-14、U-16の決勝カードの全てのチームがキリスト教の学校でした。
ただ、ヒンドゥー教の学校でも強い学校はありますが、キリスト教の学校が多いことは事実です。

あと、ジャフナではサッカーの大会がたくさん行われています。そして、私が個人的に感じたことですが、指導者の数が他の地域に比べてたくさんいて、皆さん熱心にサッカーを教えています。そのことが一番大きな理由だと思いました。

U-14決勝とU-16決勝をアップします。

緑がバーティの学校です。

白がダニーの学校で黄色がバーティの学校です。