昨日はSt Henry's College(セントヘンリックスカレッジ)という学校でサッカー教室を行ってきました。
この学校は、一緒に働いているダニーの教えていた学校で、おそらくジャフナのサッカーチームで一番強い学校だと思います。
私の同僚でバーティの学校もとても強くていいチームですが、このヘンリックスはそれと同じかそれ以上強いチームです。
なぜ、両チームとも強いのか人に聞いたり自分なりに考えたのですが、両チームとも海沿いにある学校で、お父さんが漁師の子供がとても多いです。漁師の人たちはサッカーがとても好きで、仕事が終わると夕方によくサッカーをしています。
その影響もあって子供も早くからサッカーを出来る環境があります。
また、両方の学校の近くには強いクラブチームがあり、子供たちは大きくなったらそのチームでプレーするのが夢です。
ジャフナはこのような環境の学校が多いので強いチームが沢山あります。
サッカー教室のリフティングの様子とミニゲームをアップします。
大きい選手はU-16、小さい選手はU-14です。
ミニゲームをしているのはU-16の選手たちです。
サッカーアカデミーの仕事は普段、以下のような日程です。
火曜:3:30-6:00 U-16サッカー教室(実際は誰でも来ることができる)
水曜:7:30-12:00 ジャフナの学校に行ってサッカー教室(毎週違う学校)
金曜:3:30-6:00 U-18サッカー教室(実際は誰でも来ることができる)
土曜:8:00-10-00 U-15〜U-6サッカー教室(実際は誰でも来ることができる)
日曜:9:00-11-00 U-15〜U-6サッカー教室(実際は誰でも来ることができる)
祝日:9:00-3:00 近隣(きんりん)の県から子供を招(まね)いてサッカー教室
※スリランカでは毎月満月の日がお休みなので、一ヶ月に一回は祝日が必ずあります。
と言った感じです。
月曜は祝日だったので、ムラティブ県の子供がジャフナのトレーニングセンターに来て、サッカー教室をしました。
普段サッカーをしていない子や少しはボールを蹴ることが出来る子など様々でした。
いつもはジャフナの子供に教えていますが、いろいろな子どもに関わることで自分自身とても勉強になりました。
同じことを教えるにしても、一人一人捉(とら)え方が違うので、その子にあった教えかたが必要だと改めて感じました。
また、いろいろな子供の個性を見ることができるので、こんな発想があるんだと発見もたくさんあります。
これからもいろいろな子供や選手に関わっていきたいなと思いました。
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試合をしているところ |
週2回行っているセントラルカレッジ(Central College)の練習風景をアップします。
この学校のU-13、U-12、U−11の練習を隊員が見ていたので、しっかりと基礎が出来ています。
今後に期待出来そうなチームです。
昨日はアカデミー担当者(たんとうしゃ)のダニーと一緒にジャフナの北にあるマハジャナカレッジ(J/Mahajana College, Tellippalai)という学校に行ってサッカーを教えて来ました。
今回は女子選手のみを集めて行ったのですが、この間のクルネーガラのようにこの学校は基本がしっかりと出来ていて、毎日練習しているのがすぐにわかりました。
スリランカ代表の選手も何人かいて、サッカーに本気で向き合っている姿(すがた)が印象的(いんしょうてき)でした。
ただ、ちょっと気になった点があります。キーパーのトレーニングを少しだけしたのですが、キーパーの選手がすぐに疲れたと言って練習を諦(あきら)めてしまいました。
キーパーのトレーニングはきつい練習もたくさんあります。その分、責任感(せきにんかん)のあるポジションです。また、トレーニングはきつくて当たり前です。
上手くなりたいのであれば、どんな練習でも正面から向き合う気持ちを持って欲しいなと思いました。
練習の最後に紅白戦をしたのでその様子をアップします。
今月はクルネーガラという街でサッカー大会を行いました。
前回ジャフナでやった大会と同じで、サッカーの試合とスポーツテストをしました。
ただ、今回は女子サッカーで、選手が12歳から19歳の選手でした。
クルネーガラという街は首都(しゅと)のコロンボから電車で約2時間半で行けます。私の街ジャフナからは電車で8時間かかりました。
街はとても発展(はってん)していて、日中は渋滞(じゅうたい)もあり車がたくさん走っていていました。
クルネーガラはシンハラ語が使われているので、ジャフナで普段使っているタミル語は通じません。私の印象(いんしょう)では、英語がわかる人はそれほどおらず、シンハラ語が喋(しゃべ)れないと生活や仕事するのは難しいと思いました。
今回もJICAの協力隊が何人か来て、大会の準備と運営を行いました。
スリランカでは試合をする機会が少ないので、選手やコーチにとってはとても良かったと思います。
クルネーガラは女子サッカーが盛んで代表の選手も何人かいました。実際に見た女子サッカーのレベルはとても高く、決勝を見て驚きました。
多くの選手がボールを蹴る止めるということが出来ていて、普段からしっかりと練習をしているということがすぐにわかりました。
決勝戦の様子をアップします。
ジャフナでは女子サッカーがそれほど盛んではありませんが、今私が行っている小学校で女子だけの練習の日があるので継続して、少しでも女子サッカーの普及につながればいいなと思っています。
昨日からU-16のアカデミーが始まりました。
毎週火曜日の午後に街から少し離れたスタジアムで開催することになっています。
選手を新聞で募集したらしいのですが、U-16に限らず上の年代、下の年代の子もたくさん来ていました。
このアカデミーは、誰でも来ることができるサッカークリニックを開催しているらしく、日本のアカデミーとは全く違うようでした。
昨日は50人以上選手が来ていました。コーチは3人いて、私も16人の選手を任されましたが、全く言うことを聞いてくれず苦労しました。
まだまだ、勉強不足です。
金曜はU-18のカテゴリーですが、どう言った選手が来るのか当日まで全くわかりません。
とにかく今の仕事を継続して行くことを目標にやっていこうと思います。
最近は色々な学校に行ってサッカーを教えています。
と言っても、自分が教えられることの方が多いです。
子供に何かを伝えようとするとき、自分の思いが伝わらなかったり、全然話を聞いてくれなかったりすることがあります。
そんなとき、どーしてもイライラしたり、怒ってしまったりしてしまいます。
でもそれは、子供が悪いんじゃなくて、自分の実力不足だったり、勉強不足であって、子供のせいにしてはいけないと思いました。
青年海外協力隊は、この国(スリランカ)にいさせてもらって、たくさんのことを勉強させてもらっているんだと、最近は思うようになりました。
毎日大好きなサッカーをして、子供たちとボールを追いかける。
とても幸せな毎日を送らせてもらっています。
スリランカの人を見ていると細かいことは気にせず、ゆっくりと人生を楽しんでいる気がします。
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練習に来ている子供たち |
これからもあせらずに、でもあきらめずに仕事をやっていこうと思います。
5月27日から5月29日で幼稚園のワークショップに参加しました。
内容は、子供の考える力を育てると言ったテーマでした。
私は、体育隊員と一緒になってボール遊びを紹介しました。
スリランカの幼稚園の先生はあまりボール遊びを知らないので今回は色々紹介して、先生に体験(たいけん)してもらいました。
子供はボール遊びが大好きです。でも、なぜボール遊びが子供にとって必要なのか、そう言いったことを考えたり、ボール遊びを通して仲間と協力したり、ボールの扱い方を知って色々な運動を出来るようになるのが狙いです。
幼稚園の先生はとても真剣(しんけん)に私たち日本人の講義(こうぎ)を聞いて、子供のために一生懸命勉強していました。
私自身、今回は幼児教育の隊員と一緒に仕事をして、とても勉強になりました。
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大きなカブをやっているところ |
サッカー大会や幼稚園のワークショップで忙しかったのですが、それも落ち着いていつもの仕事が出来るようになってきました。
月曜、木曜の朝は小学校(主に小学3年生)でボールを使った運動をしています。
と言っても、主にサッカーです。
月曜は男の子で、木曜は女の子に教えています。
皆週一回の運動を楽しみにしてくれています。
今は朝の運動だけですが授業の中でボール遊びや運動が出来るようになると子供の運動不足が改善(かいぜん)されるので、こちらも継続(けいぞく)していきたいと思います。